こんにちは!ビルぽんです!
僕は高校1年から7年間くらいガソリンスタンドで接客のアルバイトをしていました。
今思うと吃音持ちなのに「良くやってたな」と思います。
今回は吃音持ちの僕が接客業をして苦労してきた経験などをお話できればなと思います。
目次
〜お客さんが入店したとき〜
『いらっしゃいませ!』
まず最初にこの言葉を言わなければいけないのですが
「あ行」が苦手な僕は・・・
『・・・い、いらっしゃいませ!』
となってしまいます。
周りの先輩や同僚たちにはクスクス笑われて、ちょっと恥ずかしい思いをしました。
ただガソリンスタンドの仕事は
「いらっしゃいませ」
「ありがとうございました」
これを言うときは大きな声を出して言うので、多少は言いやすかった記憶があります。
しかし、調子が悪い時なんかは大きな声でも吃ってしまうので
逆に恥ずかしかったですね(笑)
〜注文を受ける〜
お客さんのところに行って、注文を聞くのですが、これまた言いづらい言葉がありました。
『レギュラー満タンですか?』
の「満タン」がかなり言いづらい言葉で僕の場合は・・・
『レギュラー・・・・・ま、ま、満タンですか?』
となってしまいます!
接客してて、一番辛かったのは何回も聞き返されることです。
満タンという言葉が本当に言いづらくて絞り出すようにいうもんだから
お客さんとしてみれば聞き取りずらかったのかなと思います。
だけど吃音持ちの僕からみれば・・・
『え?なに?』
という言葉は恐怖でしかありませんでした。
〜お会計〜
給油が終わり、いよいよお金をもらいに行きます。
伝票を持ってお客さんのところに行くまでに
頭の中で吃らずちゃんと言えるかシミュレーションしながら向かっていました。
しかし、お会計金額を言うと・・・
『・・・・よ、よ、4千・・2百5十・・・・な、7円です』
となってしまい、お客さんには
「なに?大丈夫?」っていう顔で見られ・・・
「クソっ!なんで言葉がスムーズに出ないんだ」
こんな感じで、いつも悔しい思いをしていました。
お客さんによっては、吃音者にとって、あの恐ろしい言葉を言ってきます。
『はい?』
と聞き返してくるのです。
せっかく頑張って言ったのに・・・
本当に嫌になりました。
僕は今でも4と5と7の数字は本当に言いづらいです。
そこで、どうやったらスムーズにお会計ができるか考えました。
それは伝票を持っていき金額を言わないで・・・
『・・お会計はこちらになります』
こう言って伝票に表示されている金額を見せていました。
お客さんには「え?いくら?」って感じで見られましたが
お金はちゃんともらえてたので、何とかそれで乗り切っていました。
ただ吃音者はこんな事でエネルギーを使ってしまうので
バイトが終わる頃にはグッタリ疲れてたのを覚えています。
〜お見送り〜
お会計も何とか終わり、見送りをするのですがここでも試練が待っていました。
『お帰りはどちらにいきますか?』
と聞かないといけなかったのです。
これはお会計をした人が聞くのですが、僕にとってお金をもらうのも見送りするのも
すごい大変で嫌だったので出来るだけ、他の人がやるのを待っていました。
そして最後に言う言葉・・・
『ありがとうございました!』
これまた言いづらかったので・・・
『・あり・が・した!』
と略したような言い方でごまかしていました。
〜接客業をして思ったこと〜
吃音者にとって接客業というものは
普通に喋れる人が思う以上に大変なことで、エネルギーもたくさん使ってしまいます。
僕はこんな経験をしてきたからこそ
吃音者にとっての働き方というものを考える事ができ
ネットビジネスでストレスなくお金を稼ぎ
自由な暮らしをしていきたいと思うようになりました。
僕がもし吃音持ちじゃなかったら
ネットビジネスをやろうなんて思わなかったはず。
そう考えると・・・
「吃音持ちでも良かったのかな」
そんな風に今なら思えます!
今、吃音で悩んでいる人も、いつか僕みたいに思えるように
色々なことに挑戦していって欲しいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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