こんにちは!ビルぽんです!
僕が今まで生きてきた中で1番辛いこと、嫌なことは・・・
自分の名前を言う
これですね。
日々の生活の中で、自分の名前を言う機会は少なからずあると思います。
「なんだ自分の名前を言うのなんて簡単じゃん!」
そう思うかもしれませんが
吃音持ちの僕にとっては恐怖と言っても過言ではありません。
今回は僕自身が経験した「恐怖の自己紹介」というテーマでお話したいと思います。
目次
〜専門学校の入学面接〜
当時、僕は18歳で自動車の整備士になりたくて車の専門学校に行くことにしました。
「この学校に入れば整備士になれる!」
そう考えたとき、凄くワクワクしたのを覚えています。
しかし、そこで待っていたのが吃音持ちの僕にとって、辛い面接です。
面接は3対3の面接官と他の学生2人と一緒に行われました。
面接が始まると鼓動が早くなり、吃らず自分をちゃんとアピールできるか
不安で仕方がありませんでした。
そして1人目の学生が
『○○高校から来ました、○○です』
こんな感じに言い始めたと思います。
僕は心の中で思いました・・・
「ついに来たか」
「ちゃんと高校名と名前を言えるかな」
このときの不安と緊張感はMAXに達しており、頭の中が真っ白でした。
そして2番目だった僕の出番がついに来ました。
当然、最初の言葉が出るはずもなく
それでも何とか言わないといけないと思い顔を歪ませ無理矢理、言葉を発しました。
その結果・・・
『・・・・○・・○高校から、き、き、き、来ました・・・・・○○・・です』
このように盛大に吃ってしまいました。
左右にいる他の学生たちには、クスクス笑われるし
面接官にも「君、大丈夫」って目で見られるし
もう、恥ずかしすぎて、その場から逃げたくなりましたよ。
すごく辛かったです。
〜年1回の社内研修〜
今、勤めている会社は僕が入社した当初
年1回の社内研修で部署ごとに業績を発表し合うというものがありました。
そこで待っていたのが恐怖の自己紹介でした。
部署ごとに全員が集まっていたので
50人くらいはいたかと思います。
どもる条件としては、申し分がないという状況。
そして無情にも自己紹介が始まったのです。
自分の番が近づくにつれて、いつものごとく
鼓動が早くなり、頭の中が真っ白になって生きた心地がしなかったです。
ついに自分の出番が来たので部署と名前を言おうとすると・・・
「・・・・・・」
ヤバい・・・
焦れば焦るほど言葉が出てきません。
「・・・・・・」
そして、やっと出たと思ったら、すごい震えた声で
盛大に吃ってしまいました。
あちこちから、クスクス笑う声が聞こえてきて
恥ずかしくて、すごく惨めな思いをしました。
吃音持ちの人なら同じような経験をした人は多いのではないでしょうか。
どうしても言葉を出さなければいけない場面での言葉の詰まりは恐怖でしかありません。
これは普通に喋れる人には理解しがたいものなのです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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